正解だ!
 
時不待人、
「時は人を待たず」か。
 
あなたの息子さんは、流れ去る時間がいかに貴重なものか、知っているのですね。
若いのに立派だ。
 

 
いや、しょせんは若さゆえの迷いよ。
まったく格好つけおって・・・もっともらしい口を聞いて自分で自分の運命を決めるつもりで焦っておるようだな・・・
まあ、無理もない。
 
確かに時の流れは人の覚悟を待ってはくれないが、運命の重みを背に感じつつ、時の流れに身を任せることもまた価値あることなのだ。
 

戦国武士であるあなたが運命に身を任せることにも価値があると言う、その言葉には重みがありますね。
 

 
何事かをなさなければという焦りだの、華々しく散りたいと願う虚栄だの、そんなものは刹那の気の迷いに過ぎぬ。
 
 
 

あっ、ちょっと待つじゃが!
ラジカセが・・・何かしゃべってるじゃが?!
 
 
 

ガーガー、ピー。。。
 
・・・父上・・・父上!
 
 

この声は・・・息子の氏久じゃ!
 
 
 

父上・・・私が迷い、焦り、虚栄心にとらわれていることを、私自身もよくわかっているつもりです。
 
あなたはあの日、敵が目前まで迫っていると言いました。
そして、時代が変わるのだ、とも。
 
いつかこの日が来る予感はしていました。
 
私もあなたと共に武士の誇りを胸に勇敢に戦い、散りとうございます。
しかし・・・それすら虚勢なのでしょうか。
 
運命に立ち向かうとは、何なのでしょうか。
逃げるとは、何なのでしょうか。
 
 
 
 
まだ、あと少し、私には時間が必要です。
 
・・・さあ、もう一度謎帳を開き、「謎5」を解くのです!
 
 

  
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